仮想通貨Steemの取引・購入や特徴、価格・相場、今後の高騰の可能性などを解説

このサイトでは、ビットコイン以外の仮想通貨、すなわち、アルトコインについてこれまで、幾つか取り上げてきました。
投機的に見て、今後有望なもの。
あるいは構造上、ビットコインをも凌ぐポテンシャルを抱え、市場の注目を詰めているコイン。
その中でも、コインの成り立ちからして、とてもユニークである点から、是非、取り上げておきたいコインがあります。
Steem」です。
このコイン、SNSコミュニティーサイトである、「Steemit」と言うサイトに、優良なコンテンツを集めるために開発されたコインです。

Steem Dollars(以下、Steem)は、ビットコインと同じく、ブロックチェーン技術を基盤としたソーシャルメディアプラットフォームです。従って、サイトに掲載されるテキストは全て、ブロックチェーンに記録されます。
Steemitでは、コンテンツを投稿したり、他のコンテンツに対して反応する事により、報酬としてSteemが受け取れる仕組みになっています。

Steem Dollarsコインのプロフィール
リリース:2016年4月
通貨単位:STEEM
創業者:ダニエル・ラミエル/ネッド・スコット
市場価格:1,327.72円
時価総額:48億6437万2,318円
(2017年12月11日 現在)

 

Steemは、2016年にβ版がリリースされた、まだ若い仮想通貨です。人気は高く、仮想通貨ランキングでは、しばしば10位以内に顔を出すほどです。
そしてこれが最大の特徴とも言えるのですが、実はこのSteem、3つのコインで構成されています。「Steem」、「Steem Power(SP)」、「Steem Dollars(SMD)」です。この3つが相互に連動しあい、Steemの取り引きを成り立たせっているのです。

仮想通貨Steem(スティーム)の特徴・仕組み


上記でも触れたように、3つのコインで構成されているSteem
まずは、それぞれのコインの性格について、見ていきましょう。

Steem

Steemは、コミュニティサイトのSteemit内で流通する基本の通貨です。外部の取引所で売買され、入手も可能です。売買の対象となる以上、価格も変動します。Steemはビットコインと交換する事が可能で、Steemitのカウントを取得すれば、外部へ送金する事も出来ます。Steemは毎日発行され続けており、1年で2倍の発行量となります。従ってインフレ率も高く、長く保持するには向かいないコインとも言われています。

Steem Power(SP)

Steem Power(SP)は、Steem内で利用出来る通貨で、初めてSteemitでアカウントを取得すると、最初に付与されるのがこのSPです。SPを所有していれば、コンテンツに対する投票権が得られます。金利もつくため、多く所有していればそれだけ、利息を得られるという訳です。Steemit内では、記事を投稿したり、他人の投稿に対して反応したりすれば、報酬を与えられます。ただSPは、独自のコミュニティ内で長期に所有する事が作為的に仕組まれているようで、SP単独では、外部の他人へ送金する事は出来ません。SPからSteemへ換金してからの送金は可能ですが、一度には104分の1ずつしか換金できません。

Steem Dollars(SMD)

Steem Dollars(SMD)は、Steemから変換できる、法定通貨であるドルと同等の価値を持つ仮想通貨です。
Steemitを利用して得られる報酬の50%がSPで、残りの半分をSMDで受け取れる仕組みになっています。前日したように、SPはすぐに法定通貨に換金しようとしても無理なので、代わりに報酬をすぐに法定通貨に替えたい時は、SMDを利用します。
Steemt との変換について制限枠はなく、Steemit内に設けられた取引所にて自由に売買する事が可能です。SMDは、通貨としては重要な流動性を持ち、多く取り引きすればするほど、利息が与えられる事になります。勿論、SMD単独での、外部への送金も可能です。

Steem(スティーム)の取引・購入方法


現在のところ、日本の仮想通貨取引所で、Steemを取り扱っているところはありません。ただ、海外の仮想通貨取引所であれば、購入することは可能です。

ここで紹介するのは、国内の仮想通貨取引所は「コインチェック」を、海外のそれは「bittrex(ビットレックス)」です。
コインチェックを推奨する理由は、国内の仮想通貨取引所の中では、取り扱うアルトコインの数は一番多く、サイトの使い勝手の良さなどから、初心者向けと言えるからです。
ビットレックスは、「Poloniex(ポロにエックス)」と同じく、海外の著名な取引所ですが、ポロにエックスよりも、多くの仮想通貨を取り扱っています。取引量においては、ポロにエックスにはかないませんが、時価総額10億円以下の仮想通貨の品揃えでは定評があります。

<購入方法>
⦁ コインチェックに登録する。
⦁ コインチェックで、「ビットコイン」を購入。
⦁ 海外の仮想通貨取引所、今回は「bittrex」に登録する。
⦁ ビットレックに対し、コインチェックを介してビットコインを送金する。
⦁ 送金したビットコインを用いて、Steemを購入する。

 

<他の入手方法>
コミュニティサイトであるSteemitにアクセスし、良質な記事を投稿して、報酬を得る方法です。断っておきますが、同サイトは日本語に対応はしていませんから、英語で記事を執筆し、投稿する必要があります。英語に堪能でない方には、あまりお薦めは出来ません。
または、他人の投稿に対して投票し、報酬を付与してもらう手もあります。この投票では、自らのSP保有量により、カウントされる票数が決まります。

 

Steem(スティーム)の現在の価格・相場について


2016年7月以降、100円台で推移してきましたが、今年の5月18日に初の205円をつけて以来、6月下旬まで200円を上下し、11月21日までは100円台後半を低空飛行していました。ところが、翌22日に186円をつけて以来、徐々に上昇しはじめ、12月6日の366円から一気に高騰。12月7日には1,168円、そして1,492円という高値に昇りつめています。翌日には投機筋による利益確定売りが先行し、1,069円まで値を下げましたが、依然、市価格は上昇傾向にあり、Steemの現在(2017年12月11日)の価格は、1,327円です。

過去3カ月の値動き
Coingeckoより
https://www.coingecko.com/ja/%E7%9B%B8%E5%A0%B4%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%88/steem-dollars/jpy

Steem(スティーム)の今後について。高騰の可能性はある?

もうすでに高騰しました。(笑)
今年の12月に入ってからの、異常とも思われる価格の高騰は、やはり他のアルトコインと同じく、ビットコインの200万円の大台を上回る価格上昇に影響を受けての事と考えられます。ただ、このSteemの高騰の背景には、他のアルトコインとは違った事情があるようです

先ほどご紹介したように、Steemは毎日新規発行が繰り返されており、発行量は1年で2倍になり、絶えず、高いインフレ率を孕んでいました。それが昨年末に、市場からは歓迎されなかった高インフレ率を、年率9.5%にまで抑え、その後は年ごとに0.5%ずつインフレ率を低下させていく方針を発表しています。これにより、Steemの発行量は今までに比べて低く抑えられているようです。また、SPからSteeemへの返還期間について、従来のように毎週104分の1回の割合を、毎週13分に1回に変更しました。

この2つの技術改良により、Steemitというサンクチュアリから、これまで以上に多くのSteemが市場へ流出する事になりました。また、取り引きし易くなったことと相まって、市場の値動きに敏感に連動するようにもなり、大きなボラタリティを繰り返し、しばらくは、上昇基調は続くものと思われます。

まとめ


如何でしたか?
今回取り上げたSteemは、数ある仮想通貨の中でも、SteemitというSNSサイトを上質な「聖域」として維持するため、開発されたコインです。日本の仮想通貨取引所を経由して、購入するのが近道ですが、ご興味のおありの方は、ご自身で記事の投稿、あるいは他の投稿記事への投票などを行い、その報酬としてコインを得てみてはいかがでしょう。
Steemという仮想通貨の市場価値が、今後、どのように変化するかは、Steemitというメディアの価値が上がっていく事と表裏の関係にありそうです。
その意味でも、同サイトを絶えず利用し、メディア価値を上げる「共犯者」として参加するのも、一興と言えるのではないでしょうか。

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