仮想通貨 Dogecoin(ドージコイン) の取引・購入や特徴、価格・相場、今後の高騰の可能性などを解説

このサイトでは、ビットコイン以外の仮想通貨、すなわち、アルトコインについてこれまで、幾つか取り上げてきました。
投機的に見て、今後有望なもの。
あるいは構造上、ビットコインをも凌ぐポテンシャルを抱え、市場の注目を詰めているコイン。
今回、ご紹介するのは、「Dogecoin(ドージコイン)」です。

ドージコインのプロフィール
リリース:2013年12月6日
通貨単位:DOGE
市場価格:0.4234円
時価総額:475億6138万3,775円
仮想通貨ランキング:第17位
(2017年12月15日 現在)

 

ドージコインは、仮想通貨として、2013年にリリースされました。
元IBMのエンジニアだった、Billy Markush(ビリー・マーカス)氏が開発にあたりました。リリース当初は、半ばお遊び的な、軽い感覚で始められたそうです。大きな企業や団体向けに設計されたものではなく、個人間でのやり取りの中で、例えばチップの交換や、小口の寄付金の振り込みなど、比較的規模の小さい取り引きに使用されてきました。

ドージコインのイメージマスコットには、日本の「柴犬」が採用されています。名前は、「かぼすちゃん」だそうです。

仮想通貨ドージコインの特徴・仕組み


ドージコインは、分散型P2P(ピアツーピア)を活用した仮想通貨です。
コインの発行枚数に上限はなく、980億枚採掘した後は、少しずつ増加していく、という事です。
1ブロック生成間隔は、1ブロックあたり1分です。
ビットコインの発行上限は2,100万枚、ライトコインは8,400万枚ですから、かなりの数量です。また、採掘速度も、ビットコインが1ブロック生成あたり10分、ライトコインが2分半ですから、こちらも中々の速さです。

寄付金集めに活用


ジャマイカのボブスレーチームが、ソチで開かれた冬季オリンピックに出場するために、寄付金を募りましたが、その時に利用された仮想通貨が、ドージコインです。イメージの柴犬が親しみやすさを演出していることもあり、様々な寄付金活動に利用されてる事が、大きな特徴と言えるでしょう。

また、ケニアのタナ川流域において、井戸を掘る企画が持ち上がった時でも、寄付集めにドージコインが利用されています。このように欧米においては、ドージコインは、Twitter上でコインを渡し合う「投げ銭」やチップ、寄付金集めに利用されることがほとんどです。

そして、ドージコインを使用する上でのメリットの一つですが、海外へ送金する際の手数料を非常に安く済ませることが可能な点です。これは、マイクロペイメントと呼ばれる少額取引において、かなり効果を発揮するコインと言えます。
宗教上の理由などから、寄付の文化が根付いているアメリカでは、災害時や障碍者へのボランティアなど、ドージコインは活躍の場を広げているようです。

話題に事欠かないドージコイン


先ほどご紹介した、ジャマイカのボブスレーチームがソチオリンピックに出場するために、ドージコインで寄付を募ったように、話題性に富んでいるのも、ドージコインの特性の一つと言えます。

アメリカのミネソタ州の起業家、マット・トンプソン氏が、所有していた別荘を、ドージコイン1億枚と敷き替えにオークションで売り出した、というニュースがありました。トンプソン氏は以前にも、一般の不動産市場で別荘を売りに出したそうですが、数か月間、まったく買い手がつかなかったとか。仕方なく?以前取引のあった、ドージコインでの支払いを思いついたそうです。

このことはCNNでも取り上げられ、大きな話題を呼びました。

ドージコインのお薦めの取引所は?


ドージコインは、これまで、日本において購入出来る取引所が少なく、海外の取引所を利用するしか、入手方法がありませんでした。
それでも、Mr.Riopple(ミスター・リップル)や、BIT BOX(ビットボックス)など一部の日本の取引所でも、ドージコインを取り扱っている所はあります。

Mr.Rippleは、福岡県福岡市に拠点を構える取引所で、名前からもお分かりの様に、アルトコインのリップルの取引が可能です。2017年9月5日には、「Mr.Exchange」と改名し、全面リニューアルを行いました。
また、BIT BOXでは、2017年2月28日より、ドージコインの取り扱いを停止しました。現在は、既存のドージコイン保有者が送付に使用するのみで、新規での購入は出来ません。

<海外の仮想通貨を通じて購入>
海外の仮想通貨取引所では、poloniexでドージコインを取り扱っています。
まず、国内の仮想通貨取引所、例えばコインチェックなどでビットコインを購入し、poloniexに送金。のちに、送金したビットコインを使用して、ドージコインを入手するという手順です。

ドージコインの相場・購入価格の値動きをチャート表で解説


ドージコインは利用目的が、チップや投げ銭、寄付といった、比較的限られていることと、まだ認知度が低いことなどから、ビットコインのような激しい値動きはあまり期待できないでしょう。
2013年12月中旬に、リリースしてから初めて0.02円の値が付き、その直後の2014年1月末には0.1946円まで価格は上昇。1ヶ月で実に、9.5倍の値上がりを見せました。しかしその後は、4月13日に0.038円まで値を下げ、以降は0.02円台を低迷し続ける事、実に2年10か月。2017年5月19日から24日には一気に、0.3932円まで上り詰めます。

6月6日には0.40台を突破したものの、その後は売りが先行し、7月15日には0.1683円へと急落

9月2日には、0.2421円まで戻し、9月22日には0.086円にまで急降下。9月24日以降、11月8日までの間は0.1003円から0.1380円を推移。11月中旬から徐々に助走をつけ、11月21日の0.1515円、28日の0.2671円、12月7日に0.3296円と3段階に駆け上がり、14日には0.4243円にまで達しました。

過去3カ月の値動き
Coingeckoより
https://www.coingecko.com/ja/%E7%9B%B8%E5%A0%B4%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%88/%E3%83%89%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%B3/jpy

ドージコインの今後の高騰の可能性はある?

寄付やチップ投げ銭など、その用途は他の仮想通貨に比べて、特異な性格を持つドージコイン。それ故に、未だに知名度はビットコインなどと比較するまでもなく、知らない人の方が圧倒的多数でしょう。

他のコインの高騰に、余り影響を受けることもなく、これからも地味な値動きを繰り返していくものと思われます。
今更ながら、活発な値動きを期待して、利ザヤを稼ごうとする投機筋には向かない、「堅実なコイン」と言えるでしょう。

ではなぜ、お薦めコインの一つとして、ご紹介したのか。ご案内のように、通貨には、
決済
送金
投資

の3つの機能があります。仮想通貨においては、最後の「投資」の部分が突出してしまっている状態です。

ドージコインは、この中の「送金」に焦点を当て、上手に活用されているようです。海外への送受金に際しては、送金時間が短いこと、加えて送金手数料が安価である事、は必須の条件と言えます。
ドージコインは、マイクロペイメントと呼ばれる少額決済に向いており、個人を中心とした寄付活動には大きな役割を果たしています。
寄付活動は、欧米では深く根付いており、災害や難移民救済における寄付活動では、ドージコインはうってつけの送金手段となり得ます。

翻って日本では、寄付という概念にあまり馴染みがありません。これは見方を変えれば、寄付活動が盛んに行われるようになれば、小口の送金にはドージコインが活用される機会も増え、需要が高まるに従って、市場価格も右肩上がりに推移していくのではないでしょうか。

まとめ

愛らしい柴犬をモチーフに、一部のコミュニティを中心として、主に、寄付金送付やチップ、投げ銭など、ユニークな用途に活用されているドージコイン。
劇的な市場価格の高騰は、まず見込めず、これからも手堅い動きを持続していくことでしょう。

12月15日現在の市場価格が、0.42円ですから、大量に購入して長い目で動向を見守る、というのも、仮想通貨と向き合う上での、姿勢の一つと言えるのかもしれません。

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