仮想通貨 IOTA(アイオタ) の取引・購入や特徴、価格・相場、今後の高騰の可能性

IOTA

このサイトでは、ビットコイン以外の仮想通貨、すなわち、アルトコインについてこれまで、幾つか取り上げてきました。
投機的に見て、今後有望なもの。

あるいは構造上、ビットコインをも凌ぐポテンシャルを抱え、市場の注目を詰めているコイン。
今回、ご紹介するのは、「IOTA(アイオタ)」です。

IOTAコインのプロフィール
リリース:2016年7月
通貨単位:IOT
市場価格:453.6円
時価総額:1兆2608億224万5,075円
仮想通貨ランキング:第15位
(2017年12月18日 現在)

 

IOTAは、仮想通貨として、2016年7月に開発されました。
名称が示す通り、「IOT(Internet of Things)」を現実社会で実行に移すために生まれた仮想通貨です。現実に存在するものが、インターネットで接続される、いわゆる「モノのインターネット」がIOTです。

例えば、外出先からスマートフォンを介して、お風呂を沸かしたり、炊飯器のスイッチを入れてご飯を炊いたりと、インターネットを通してより便利で、快適な社会の実現を目指した取り組みです。

 

このような取り組みには、インターネットを駆使しての大量なデータ送信が必要になりますが、それを支えるには多大なコストがかかります。IOTの仕組みを簡素にし、1回ごとの少額な取り引き(マイクロペイメント)を実現する仮想通貨が、IOTAです。

仮想通貨IOTAの特徴・仕組み


ビットコインは、基本システムである「ブロックチェーン」技術が利用されていますが、IOTAでは、ブッロクチェーンとは異なる、決済プロトコルを活用しています。
これを「Tangle(タングル)」と呼びます。

ブロックチェーンとは異なる性質の「Tangle」

IOTAの基本技術であるTangle(タングル)は、有向非巡回グラフというデータ構造を利用した分散台帳システムです。取引記録を集約したブロックを、直線的に連結した通常のブロックチェーンとの比較で、次世代ブロックチェーンとも呼ばれています。タングルには、ブロックという考え方がなく、むしろ、「ブッロクレスチェーン」と称するべきでしょう。

 

IOTAの分散台帳である、タングルグラフのイメージ図が下記です。

IOTA 構想図
Tangleホワイトペーパーより抜粋
http://iotatoken.com/IOTA_Whitepaper.pdf

IOTAの取り引きを処理するノードは、四角で表されており、時間の流れは図の右から左へと移ろい、グレーの網掛けがされたノードが、新たにネットワークに取り込まれた取引データです。

取引データから取引データへ伸びている矢印(エッジ)には方向性があり(有向)、ある取引データから同一の取引データへ逆行する回路はなく(非巡回)、「有向巡回型グラフ」になっています。

 

タングルは、取引データの承認においても、ブロックチェーンに比べて優位性を示しています。IOTAを利用して新たな取り引きを発行しようとする場合、タングルにおいて、先行する2つの取引データに対して検証及び承認作業を行います。Tangleグラフ上の矢印(エッジ)は、取り引きにおける承認関係を示し、新たに取り込まれた取引データから、先行している取引データにエッジが伸び、新規に到着した取引データが、古い取引データを承認している状況が読み取れます。

この図から明らかなように、タングルには、ビットコインでは欠かせない採掘者が存在しません。その代りに、取り引きを行う当事者自身が取り引きの承認を行うことにより、IOTAでは、スケーラビリティ問題をクリアし、取り引きにかかる手数料を無料にしています。

 

IOTに特化したIOTA

IOTA
今後、社会でIOTが実現されていくと、個人による少額取引(マイクロトランザクション)が大量に発生する事が予想されます。マイクロトランザクションにおいては、例え安価な手数料だとしても、全体の取引額からすれば大きな割合を占める事になり、場合によっては取引額よりも手数料の額の方が上回ってしまいかねません。

さらには一回一回の取り引きにかかる手数料は少額でも、取り引きが重なれば、利用者が負担する金額はばかにはなりません。IOTAは、IOTに特化した設計が施されているため、大量のマイクロトランザクションを高速で処理し、取り引きにかかる手数料も必要としません。

 

IOTAの脆弱性

あるあらゆるモノがインターネットに接続され、より快適で便利な社会の実現。一見、いいことずくめのようにも映りますが、裏を返せば、悪意の第3者にデータを奪われ、改ざんされれば、社会そのものが乗っ取られるという危惧もつきまといます。

実は、IOTAの問題点は、IOTデヴァイス同士のセキュリティにありました。従来はデヴァイス間においては、データの改ざんや整合性を確保する事が技術的に困難でした。これを、Tangleにおいて、取引承認時にPoW(プルーフオブワーク)という、ブロックチェーン技術のセキュリティ機能を司るテクノロジーを採用しています。このテクノロジーによって、複雑な暗号計算を行い、不正な取り引きや改ざんがないか、確認出来るようになりました。

 

IOTAのお薦めの取引所は?

IOTA
現状では、IOTAを取り扱っている国内の仮想通貨取引所は存在しません。

海外のメジャーな取引所では、「Bitfinex(ビットフィネックス)」が挙げられます。
海外の仮想通貨を通じて購入するには、まず、国内の仮想通貨取引所、例えばビットフライヤーや、コインチェックなどでビットコインを購入し、Bitfinexに送金。のちに、送金したビットコインを使用して、IOTAを入手するという手順です。

IOTAの相場・購入価格の値動き

IOTAここ3カ月の値動きを見ていきます。

2017年9月20日には63.82円の値を付け、11月26日には92.13円と、やや動きを見せますが、それまではこれといった変化もなく、ややもすると無風状態を保っていました。

それが11月28日には167.25円と高値を付け、利益確定の売り先行で小康を保ったものの、12月2日の159.67円から3日には208.19円、4日には302.93円、5日には455.80円、8日には一気に572.00円まで駆け上がりました。6日の間に実に、約3.6倍の高騰ぶりです。

IOTA 値動き
過去3カ月の値動き
Coingeckoより
https://www.coingecko.com/ja/%E7%9B%B8%E5%A0%B4%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%88/iota/jpy

 

一連の価格高騰の背景には、IOTAがマイクロソフトや富士通、その他20以上の有力企業と提携し、IOTすなわち、「モノのインターネット」化に向けて足並みを揃え、データを公共化し新たな市場を開拓しようという動きが公表されたことにあります。

IOTAの共同開発者の一人であるDominik Schiener氏は、基盤技術であるTangleが、ブロックチェーン技術折りもスケーラビリティに優れ、手数料を必要とせずに取り引きが行える、と主張しています。

マイクロソフト、富士通、ドイツテレコムやボッシュ、アクセンチュアなどの大手企業も実証実験に参加を表明しました。マイクロソフト社のブロックチェーンの専門家は、「この次世代テクノロジーが、ブロックチェーン技術を超え、接続された世界を加速させる事で、顧客に対して実在する課題への解決策、アプリケーション、そして的確なアドバイスを提供出来るようになるのです。」と述べました。

これらの動向に、市場が敏感に反応したものと思われます。

IOTAの今後の高騰の可能性はある?

あらゆるモノが、インターネットを介して接続され、有機的な価値を生み出していくIOT

その軸となる仮想通貨として、大きな役割を果たすIOTAには、市場の大きな期待が寄せられています。これまでにも、実証実験が繰り返され、今後も継続されていく事でしょう。その都度、実証実験の結果は公表され、IOTA の実現性に期待が寄せられるほど、市場は反応し、IOTAの市場価格に反映されるものと思われます。

まとめ

IOTAこれまでは、個体としてバラバラに機能してきた家電製品や自動車などの輸送機関、パソコン機器までが、インターネットを通して管理される社会の到来を目指し、政府も旗振り役を買って出ているIOT。

Tangleという、ブロックチェーンとは異なる独自技術を基盤として、IOTを実現するかなめとして注目されるIOTAですが、IOT構想がカウントダウンの段階を迎えれば、社会に深く浸透する仮想通貨として、市場価値は計り知れないものとなるでしょう。

それまでにはまだ、些かの時間を要するでしょうが、手持ちの資金にゆとりのある方なら、未来に投資したつもりになって、まとまった額を購入し、気長に市場を眺めているのも悪くはないでしょう。

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