仮想通貨 NEM(ネム) の取引・購入や特徴、価格・相場、今後の高騰の可能性

仮想通貨 ネム

このサイトでは、ビットコイン以外の仮想通貨、すなわち、アルトコインについてこれまで、幾つか取り上げてきました。
投機的に見て、今後有望なもの。
あるいは構造上、ビットコインをも凌ぐポテンシャルを抱え、市場の注目を詰めているコイン。
今回、ご紹介するのは、「NEM(ネム)」です。

NEM(ネム)コインのプロフィール
リリース:2015年3月29日
通貨単位:XEM(ぜム)
市場価格:105.76円
時価総額:9517億9587万6,233円
仮想通貨ランキング:第26位
(2017年12月19日 現在)

 

NEM(ネム)は、2014年1月19日に、「utopianfuture」と言う名の人物により発案され、2015年3月31日に公開されました。
NEMは、「New Economy Movement(新しい経済運動)」の頭文字を取ったもので、金銭的な自由、平等と分散化、連帯感と言う考えに則り、新たな経済圏の実現に向けて立ち上げられた仮想通貨プロジェクトの名称です。

仮想通貨NEMの特徴・仕組み

仮想通貨 ネム
通貨単位は、XEM(ゼム)。発行枚数は、89億9999万9,999枚。
ビットコインとは異なり、採掘(マイニング)という概念はなく、コインの新規発行はありません。その代りに、ネットワークへ色々な形で貢献した者には、「収穫(ハーヴェスト)」という報酬が与えられます。

優れたセキュリティ機能

NEMは、Pol(Proof of importance)と呼ばれる仕組みを採用しています。
これにより、高度なセキュリティを実現しています。また、ビットコインやイーサリアムとは異なり、ネットワークを維持させるために、大量な電力を必要としません。廉価な小型コンピュータでも、NEMのノードとして実装することが可能です。
NEMは、「Eigen++」というアルゴリズムを導入しており、ノードの重要性を決定しています。これが、ネットワークにおけるセキュリティを、大幅に強化しています。例え、ネットワークの処理能力が限界に達したとしても、スパムを実施しようとするノードだけをシャットダウンさせる事が出来ます。他の仮想通貨にはない、大きな特徴と言えるでしょう。

収穫(ハーヴェスト)という概念

収穫とは、他の仮想通貨における採掘(マイニング)に似ていますが、

重要性の証明(Proof of importance )
委任された収穫

 

という、2つの手法を採用する事で、報酬を受け取れる人物を決定します。収穫は、他の仮想通貨での採掘に比べて、以下のような特徴があります。

・ビットコインの採掘で必要な、大掛かりなコンピュータを必要としません。
・そのため、大量の電力を使用せず、低価格で実行出来ます。
・報酬は、コインを大量に保有している人物よりも、ネットワークに貢献、つまり、多くの取り引きを行っている人物に優先的に付与されます。

収穫を公正に、透明性を高く保ち、正しくユーザーに分配する事は、NEMの開発の目的でもあります。
アカウントがブロックを取得すると、ブロック内にある全ての取引データが確認され、ブロックチェーンに永久に記録されます。そのブロック内の取り引きに関わる料金が自動的に収穫されます。

重要性の証明

重要性の証明(Proof of Importance=PoI)」とは、ブロックチェーンにおける、NEMの特出したイノベーションの一つです。これは、ネットワーク理論を駆使し、ネットワーク内の各アカウントに対しての重要度の評価を割り当てる、新たなアルゴリズムでもあります。他の仮想通貨では、マイニングに際しての報酬の割当には、「Proof of Work(Pow)」もしくは「Proof of Stake(Pos)」を利用します。

Powでは、大規模なコンピュータ設備を所有する企業や団体は、それらを持たない個人と比較すると、マイにイングにおいては優位に立ち、不公平が生じる事にもなります。また、Powシステムは大容量のエネルギーを消費し、環境に負荷をかけ、マイナーにも高額な電力料金が大きな負担となります。

片やPosでは、NEMの大量保有者が優遇される結果を招きます。つまり、自らの口座に保管しているNEMが多ければ多いほど、より多くの収穫を得る事を意味します。これは、NEMの「平等に配分する」というコンセプトに反します。

PoIでは、以下に列記する要素を考慮したアルゴリズムにより、上記の問題点を解消しています。

⦁ 権利確定ステーク

・PoIは、アカウントに数日滞在したコインのみをカウントします。
・有価証券の数が多いほど、口座にあるPoIスコアは高くなります。
・収穫を始めるには、最低10,000枚のコインが必要になります。

⦁ 取引パートナー

・Poiは、ネットワーク内の他のユーザーと、取り引きを行うユーザーに報酬を付与します。
・ユーザーは、幾つかのアカウント間を、単に行き来するだけでは報酬を得る事は出来ません。このアルゴリズムでは、時間の経過と共に、ネット転送のみがカウントされます。

⦁ 過去30日間の取り引きの数とサイズ

・それぞれの取り引きは、PoIスコアに貢献し、ブロックを収穫し、それに対する報酬を収集する機会を増加させます。
・一回の規模が大きく、しかも頻繁に行われる取り引きは、PoIスコアに大きな影響を与えます。これは、XEMを通貨として使用する機会をユーザーに与え、NEMの取り引き手数料を相殺させることが出来ます。

委任された収穫

NEMは、委任された収穫を実装する初めてのブロックチェーンです。秘密鍵を公開せずに、アカウントの電力を節約する効果的な方法です。

これを実行するためには、アカウントを既存のスーパーノードに接続し、そのアカウントの電力を使用してブロックを完成させます。各々のアカウントには、ブロックの収穫の可能性を決める、PoIスコアが存在します。委任された収穫では、PoIスコアをスーパーノードに貸与しているため、それだけブロックを収穫する機会が増えるのです。
委任された収穫には、以下のような独自の特鋼があります。

⦁ 収穫はアカウントに10,000以上のXEMを保有する、全てのユーザーが利用可能です。
⦁ 収穫の対象となるためには、アカウントに保有してある10,000XEMが権利を与えられていることが要件となります。XEMが一定期間、アカウントのプールされている時、有効とみなされます。
⦁ 収穫はユーザーのウォレットを介して、自動的に行われます。
⦁ 収穫の最中に、秘密鍵が外部へ公開される事はありません。
⦁ ブッロクを収穫する事により、メッセージングとマルチアカウントの両者の取引手数料を同時に回収することが可能です。

NEMのお薦めの取引所は?

日本国内では、ZaifコインチェックがNEMを取り扱っています。
購入をご希望の方は、まずどちらかの取引所に口座を開設して、日本円で売買を始めてみてはいかがでしょう。

NEMの相場・購入価格の値動き

仮想通貨 ネム
2015年4月に0.02円の値を付けて以降、2017年3月に初めて1円を超え、4月からは10円台を境に急激な高騰が発生し、8月30日には37.13円を頭打ちに20円台を、乱高下を繰り返しながら推移。

12月3日には3日には31.26円をきっかけに再び上昇に転じ、8日には73.63円と2倍の値を付け、翌日9日には利益確定の売り先行で一時、51.37円まで値を下げ、その後は11日には57.28円、12日に60.33円、14日には67.83円、16日には74.88円、18日に95.51円、そして19日にはついに100円の大台を突破して107.70円を記録します。
11月に入ってからの順調な右肩上がりの値動き、さらには12月からの急速な市場価格の高騰の背景には、ブロックチェーン製品「mijin(ミジン)」の新たなヴァージョンである「2.0 catapalt(カタパルト)」の本格的な稼働が現実味を帯びてきたことが挙げられます。
カタパルトは来年1月にもオープンソース化が予定されており、NEMへの導入が決まっています。

仮想通貨 ネム
過去3カ月の値動き
Coingeckoより
https://www.coingecko.com/ja/%E7%9B%B8%E5%A0%B4%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%88/nem/jpy

NEMの今後の高騰の可能性はある?

仮想通貨 ネム
NEMの、今後の値動きを占う上で、注目されるのが2つの機能です。

1つは、先述したカタパルト
Mijinは、COMSAやZaifといったサーヴィスを展開するテックビューローが開発した、プライベートブロックチェーンを実現するためのソフトウェアです。
Mijinは、NEMのコアとなる開発者がテックビューローで開発したものであり、NEMプロトコルを活用しています。これにより、電子マネーや銀行口座、認証・登記システムなど、あらゆる分野での応用が可能です。
Mijinを導入すれば、企業内でのデータ設備や、企業間でのクラウドにおいてプライベートブッロクチェーンを組み込むことで、改ざん不可能な高いセキュリティ環境を構築でき、コスト削減にもつながります。
Mijinの1.0は、プログラム言語であるJAVAを基盤としています。

今回のmijin2.0であるカタパルトは、更に進化した言語である「C++」を開発の柱としています。
カタパルトの特筆するべき特徴としては、そのデータ処理能力の高さにあります。1秒間に3,000から4,000トランザクションが可能になるという事ですから、驚異的な速さです。これをクレジットカード大手のVISAと比較すると、VISAが1秒間に4,000から6,000取引の処理能力があると言いますから、それに匹敵するほどの処理能力を携えています。

もう1つが、「NEMコールドウォレット」です。
コールドウォレットとは、オフライン状態で用いる、盗難防止用の仮想通貨ストレージです。ハッキングなどの悪意の侵入者は、ほとんどがインターネットを介して侵入、外部送金を行います。NEMは、個々のパソコン上でコールドウォレットを容易に作成出来ます。ウォレットはインターネットとは隔離して管理されるため、ネットを通してのサイバー攻撃から資産を安全に守る事が可能です。

それでいて、個人個人で秘密のパスコードを使い、自身のアクティブなパソコンからいつでも、コールドストレージに保存してあるNEMを取り出せます。NEMウォレットには常にネットに繋がっている「ホットウォレット」もあり、頻繁に行う取引にはホットウォレットを併用する事で、NEMの流動性を保つことが出来るのです。

これらの技術により、NEMの開発陣は2018年には、活発な動きを見せるとの憶測が出ています。

1つには、NEMプラットフォームを、ビットコインやイーサリアムを凌駕する、新たなシステムとして、大々的な告知展開を予定していること。
もう1つは、NEMのユーザーが安心して取り引き出来る環境の構築のため、NEM取引所の設立がささやかれている事です。

 

実現のあかつきには、NEM利用者にとって最適な取り引き環境が構築され、これにより、NEMの流通量は安定的に増加し、価格にも反映されていくでしょう。

まとめ

仮想通貨 ネム
金銭的な自由、平等と分散化、連帯感を謳い、新しい経済圏の実現に向けて立ち上げられた仮想通貨プロジェクト、NEM。
ビットコインやイーサリアムをも凌ぐ、独自のプラットフォームの構築に向け、2018年には意欲的な動きが期待されています。

市場も、熱い視線を注ぎ込むでしょう。
カタパルトなど、しばらくは動向を見守る事としましょう。

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